企画総務委員会

企画総務委員会 26年12月

12月12日、企画総務委員会が開催されました。

ちなみに、この日の案件は、こちら

報告案件の中に「台東区長期総合計画及び台東区行政計画の素案について」があって。

長期総合計画や行政計画については、私の政策テーマの1つで。
委員会などで、いろいろと発言してきたのですが。

ちなみに、
基本構想・・・区政運営においての最高指針。
長期総合計画・・・基本指針が掲げる基本理念・将来像と基本目標を実現するための施策の方向・目標・手段を示すもの。
行政計画・・・長期総合計画の計画目標の具体化を図るための計画。

基本構想は、吉住区政になってから作られたもので。
20年を1つの区切りとしていて。
その半分の10年の計画が、長期総合計画。
で、今年度で10年経つので、今後10年間の計画として、今回報告されました。

今までの長期総合計画は、
74の施策で構成されていて。
それぞれの施策に、計画事業と計画目標。施策ごとに指標と目標数値が記載されていたのですが。

一時代前に比べると時代の変化が急速に進む現状で、10年先を見据えての目標設定の数値化は非常に困難であるし、
また、目標設定を数値化することは、施策目標達成基準の一つの目安にはなるけど
施策目標を評価するということは、数値の達成だけではなく、その内容が重要で。

次期長期総合計画では、
10年後を見据えた最上位計画として数値化することだけにこだわらず、
施策本来の達成目標は何かを明確に定義する目標設定のあり方を検討すべきであり、
その目標に向けて3年後の到達目標、事業費総額及び年次計画を明示する行政計画と長期総合計画の役割分担も再構築し直すべき。と思っていて。

今まで、委員会等で発言してきてたんですが。

今回の素案では。その辺のことも取り入れられていたので。

私の発言要旨は。
「前回の長計や検証結果などと見比べさせて頂いた。
項目立てや取組など、前回に比べて、しっかりと整理できていて。
良くなっていると評価している。
以前の委員会でも、前回の施策の指標について、
「指標として適格でない物が結構あり、指標の在り方、しっかりとやってください。」
と言っていたが。
「事業者間ネットワーク」や「介護サービスの充実」など、
良くなっている物が随所に見られた。
頑張ってくれたのだなぁ、と。

指標の目標設定が高過ぎて、「実現可能性低いのでは」というものや
実績と同等か下回っている目標もある。
また、目標としては、回数なのか、人数なのか、率が良いのか、というものもあった。

さらに、指標として、どうか、と思うものもいくつかあって。
<委員会では、いくつか取り上げて発言>

最終案まで、まだ時間もあるので、もう少し頑張ってほしい」
と要望しました。

行政計画についても、今回は事業名とその内容だけ報告があったので。

私の発言要旨は。

「個別の事業の内容については、計画事業量が出てきたときに、質問するので。
今回は、確認の意味で、いくつか伺う。
今までの長計には、計画事業があったが、今回のものは、10年後の目指す姿を記載するという形になった。
私も、依然、長計と行計の在り方の見直しを提案していたので、評価しているのだが。
つまり、以前は長計事業と行計事業という区の重要な事業が2パターンあったわけだが。
今回は、長計では、主な取組だけになったので。重点事業は行計だけになった。
長計記載の取組の中に含まれる事業が、すべて行計になっているわけではない。
行計として取り上げた事業は、何を基準に選んでいるのか」
と、質問。

「今回の長期総合計画には、計画事業は載せていない。
10年間の計画の中で、具体化していこうと思っているので、今回の行政計画ですべて事業化していることにはなっていない。
事業化しないで、国や都などの動向や社会状況の変化を見極める必要があるものや、
関係機関との調整が必要なものもある。
そういったことを踏まえながら、重点的、優先的に3年間取り組む事業を今回上げた。」
との答弁。

「今回の行政計画では、前回の行政計画とは別枠でやっていた行政経営推進プランの部分も、行政計画の中に入った。なぜか?
入っていないもの取り組みは、どうするのか?」
と、質問。

「この10年間で、行政経営に関する取組は、職員の意識にも定着してきた。
今後は、長期総合計画に掲げる行政経営の着実な実施に向けて
3年間で取り組む主な事項を今回の行政計画に位置づけた。」
との答弁。

「今回の行政計画の中に位置づけられたものの中には、
協働型事業や、指定管理、区有施設の老朽化など、まさに今重点的に行わなくてはならないものが入っているので。しっかりと3年間で取り組んでほしい。
しかし、今回の計画事業に入っていないものにも、行政経営に重要なことが多いので。
それも、引き続きしっかりと取り組んでいってほしい」と要望しました。

報告の中に、「台東区男女平等推進行動計画中間のまとめ」があって。

これは、今年度に前回までの計画が終了することに伴い、
来年度から5ヵ年の計画を新たに作成するにあたり
中間のまとめ、ということで報告があったもので。

前計画に追加された主な項目は、
1 男女平等参画の視点に立った防災・復興の対策の推進
2 配偶者等からの暴力に対する被害者支援のための取組の推進
3 企業や事業者に対するワーク・ライフ・バランスの推進
でした。

私の発言要旨は。

「計画の特色にもありますが、事業者に対するワークライフバランス。
とても重要で。
推進していくためには、個々人の認識向上も大事だが、
企業を含め、社会の認識が向上していかなくては、推進できない。
所管課が、男女共同参画室だけになっている。
先進的に事業を行っている、新宿区や名古屋など、視察に行ったときに伺ったのですが。
やはり、男女だけで主導していると、どうしても企業への情報発信などで厳しいものがある。
という話を聞きました。
先日の一般質問の区長答弁でも、「ワークライフバランスの推進は重要との認識を持っているが、必ずしも進んでいない」とあった。
ぜひとも、推進していくために、男女だけでなく、
企業との接点の多い産業振興課や、子育て支援課なども、
調査研究に加わってほしい」と要望。

さらに。

「今回、ワークライフバランスを推進するための取組を新規に取り上げて頂いたことは、大変評価しているが。
5年間の計画で、「ワークライフバランスの推進に取り組む企業に対する優遇措置について調査研究」ではあまりにも遅い。
国も女性活躍に対して、力を入れ始めているし。
ちょっと前の「環境」のように、ワークライフバランスが企業のCI向上として入りあげられてくる時代が、かなり近い将来必ず来る。
そういうことを見据えれば、来年度から始めてほしいとは言わないが、
5年間で研究だけでは物足りない。
所管としてどう考えているのか?」
と、質問。

「最終案までに検討していく」
との答弁でした。

「先日、北九州市に委員会で視察に行き。
女性活躍推進への取組、伺わせて頂いた。
職員の介護の問題も出てきて、今後8時間以上働いていける人が少数派になるかも、
という懸念もあり、女性職員の登用を増やす取組を開始。
男女とも、仕事と家庭の両立が可能となるように、取組を進めていました。
女性の管理職を増やすには、育成に力を入れていくことが重要との認識のもと、
メンター制度の活用など女性職員に絞っての独自の育成制度を行っています。

台東区では、女性リーダー育成PTを開始して3年経っていると思いますが。
どのような取り組みをしているのか?」
と質問。

「24年度は、自分自身のキャリア形成について改めて考えてもらうための座談会を開催。
また、様々な職種の管理職に、受験の動機などのアンケート実施。
25年度は、ランチをともにしながら、仕事とプライベートをどうやって調和させていくかのコツについての意見交換するメンターカフェも開催しました」
との答弁。

「台東区も、職員の介護の問題などもあるし、子育てなどもある。
北九州市の懸念もありうる。
区としても、ワークライフバランス、しっかりと取り組んでいかなければならないと思うが。
その辺、どう進めていくのか?」
と、質問。

「職員の出産・子育て、介護などのライフイベントに関する制度の充実とか
超過勤務の縮減に努めてきた。
更なる意識面での啓発とか、勤務環境の向上、休暇休業制度の改善や周知、健康管理の推進に努め、ワークライフバランスの推進に取り組んでいきます」との答弁

「ワークライフバランスを企業に進めていくなら、行政も率先して行っていかなくてはならない、と思っている。しっかりと推進してください。」
と要望しました。

これからの、というか、すでに現在
ワークライフバランスの推進は、重要課題として早急に取り組んでいかなくてはならない課題だと思っているので。
今後もしっかりと勉強していかないと・・・。

企画総務委員会 26年7月

7月25日は、例月の常任委員会が開催され。

私の所属する、企画総務委員会も午前10時に開催されました。

この日の案件は、こちら

報告案件の中に「台東区施設白書について」というのがあって。

これは、以前の予算特別委員会の総括質疑や、一般質問などで
区有施設の老朽対策、「しっかりとやってほしい」と要望していて。
その基礎資料として、「区有施設データの一元化をするよう」要望していたものが。
形となって、報告されたもので。

この白書では、道路や公園などを除く134頭268施設の区有施設を、
設置根拠や使用目的などをもとに14の「大分類」を設定。
更に、大分類の中に「区民館」や「小学校」などの施設名を基本とした「中分類」を設定し、
施設の現況が掲載されていて。

第1章では
各施設ごとの、施設名・所在地・建築年月・大規模改修年月・面積・利用状況などのストック情報と。
中分類ごとの、施設維持にかかる支出や収入などのコスト情報を記載。
第2章では、区有施設の更新費用の試算が。
第3章では、施設整備の基本的な考え方が記載されています。

で、私の発言要旨は。
「長期総合計画や行政計画の作成前に、区有施設の維持管理適正化の基礎資料となる
資料が出来上がったことに対して評価している。
平成21年1月に区有施設の現況報告以降、作業が止まっていた。
台東区の資料としては、「白書」なかなか見慣れない物なので。
しっかりと読ませて頂いた。

維持管理費が中分類でしか記載されていない、など。
せっかくの白書なのに、物足りない点がないわけではないが。
全体としては、よくできていると思う。

施設ごとに、建築年数など入っているが。
施設状況の中に、施設の耐震化の状況が入っていない。
出来れば、せっかくの施設白書なのだから、これ一冊でわかるように記載があった方がよかったと思う。
さらに、整備の方針の中に、「環境負荷の低減・ユニバーサルデザインの推進」が入っているのだから。
白書が厚くなってしまうので・・・。どう入れ込むかは、難しいが、
バリアフリーや、省エネ対応など記載されていると良かった。
次回作成からは、入れてほしい。」
と、要望。

また、

「基本方針が作成され、一元管理のためのデータである白書もできた。
定期的に現況をとれまとめ、公表とあるが、定期的とはどれくらいのスパンか?
と質問。
「行政計画のスパンである3年を考えています」との答弁。

「平成18年に定めた区有施設保全計画も中間のまとめ以降止まっていた、保全計画、いつできるのか?
と質問。
「直近3年の計画は、次期行政計画の中で対応。10年スパンの保全計画は、約1年かけてやっていきます」との答弁。

「施設保全担当部門を中心としたプロジェクトチームを設置し、保全計画を策定すると記載されている。担当部門は施設課になると思うが。保全計画作成の中では、施設の最適化を推進していくことが重要。企画課も、しっかりと中心となって進めてほしい。」と要望。

さらに、
「施設改修・改築時の移転場所、未利用の大規模用地の中で確保しなくてはならないので。
その辺も、しっかりと検討しておいてほしいし。
昨年完成した施設保全システムも、しっかりと活用できるように。」と要望しました。

更新費用は、一定の条件のもとでの試算ですが、平成56年までの30年間で約1060億円。
年平均で35億円の更新経費が必要となってきます。
施設の維持・保全・適正化は、区政にとっての最重要案件だと思っていますので。
今後の計画作成についても、しっかりとチェックしていくつもりです。

報告案件の中には、

「集会室等における予約開始時期の変更及び使用料の全額還付について」もあって。

これは、区民館や生涯学習センター、社会教育館などの集会施設で。
今まで、予約開始時期が、施設こどにバラバラであったものを。
利用者にわかりやすくするため、集会室等12施設の予約開始時期を「3か月前の属する1日」に統一するというもの。

更に、今まで全額がキャンセル料だったものを。
2か月前までは、全額還付。
15日前までは、8割還付。
7日前までは。5割還付。
以降は、還付なし。
としたいという報告で、11月から開始されます。

で、私の発言要旨は。

「集会室などの予約は、インターネットで可能となっているが。
ネットでの予約は、仮予約であり、実際に行って入金しなくては、本予約にならない。
これでは、せっかくのネット利用も、便利さが半減。

経費がかかるので、なかなかとは思うが。
マルチペイメントの活用やや、利用日決済を認めるなど、
入金するために、わざわざ施設に行かなくとも、本予約できるような検討は大事。
せっかく、ネット予約できるようにしているので。
時代もそちらに向かっている。
ぜぴ、検討してください。」と要望しました。

企画総務委員会 北陸視察

11月の11日から2泊3日で北陸へ、
企画総務委員会の視察で伺ってきました。

初日は、福井県福井市へ。

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福井市役所では、「福井マネジメントシステム」と「福井市施設マネジメント基本方針」について、レクして頂きました。

「福井マネジメントシステム」では、「スピード感」のある行政運営をめざし、
「できること」「できないこと」「判断の時期」を明確にして。
評価・改善(See)、計画(Plan)、実行(Do)のマネジメントサイクルを循環させることによって、「選択」と「集中」に結び付けようとしていて。
市長マニフェストや長期総合計画など、計画ごとに行っていた事務事業の進捗管理を、統合すべく、検討中とのことでした。

また、「福井市施設マネジメント基本方針」では、
平成18年の市町村合併による施設機能の重複や余剰、少子高齢化の進行による人口バランスの変化や市民ニーズの変化、老朽施設の急増、景気低迷による税収の伸び悩みによる維持管理費や改修建て替え費用の確保への懸念などから、
行政サービスを安定的に提供していくための施設の最適化を図っていく仕組み、「福井施設マネジメント基本方針」を本年2月に策定した、とのことで。

基本方針を策定するための準備として、3年かけて個別施設の建物状況を確認。
地域ブロックごとの施設の設置状況や、将来における福井市の人口バランスの変化、そして、今後50年間の施設更新コストの試算などを行い、それら基礎データをもとに、施設を取り巻く現況と課題を検討し、基本方針を策定。

基本方針では、「施設情報の一元管理」「地域施設の複合化と広域施設の集約化」「計画的保全による長寿命化」「施設更新コスト平準化の進行管理」という4つの取組方針を定め、現在計画策定に向けて検討を進めていて。

施設情報の一元管理では、施設に関する情報が継続的・一元的に集約できる体制を構築すべく、コストを含めた施設の全体像把握に取り組むために、
「今まで見えにくかった人件費や事業費を含めてすべての行政コストを記載した」コスト情報と、
老朽化・耐震・バリアフリーなどの建物状況や、設置目的・利用対象・管轄エリアなどを含めた利用状況、運営形態や運営人員、収入・支出等の運営状況を記載した行政サービスを行うストック情報を、
各施設ごとに記載したデータを来春までに策定予定とのことでした。

福井市でも、施設の維持・管理・適正化のための保全計画を作成するために、
かなりご苦労されていることが、よくわかり・・・。
大変勉強になりました。

2日目には、金沢市へ。
「広報事業と充実」と「男女共同参画社会への取組」について伺いました。

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観光都市である金沢市は、広報事業に力を入れていて。

区のロゴ「いいね金沢」を筆文字から、カラフルなものへ22年に変更し
メロディのついた「サウンドロゴ」も同時に作成。

テレビ・ラジオ・インターネットで積極的に活用したことで
市民の認知度は90%を超えたとのこと。

テレビなどで、サウンドロゴのメロディーが聞こえると、市からのお知らせだとすぐわかり、情報発信力は上昇したとのこと、でした。

たしかに、覚えやすいメロディーで。
市役所からの移動の中で、思わず口ずさんでしまうほどでした・・・。

インターネットの活用にも熱心で。
ホームページとフェイスブックの棲み分けを行ったうえで、
フェイスブックを積極活用。

「自治体フェイスブック いいね!」数で、25年11月時点で、全国第4位。
素晴らしい成果を上げています。

台東区が行っている「メールメールマガシン」は、
フェイスブックを始めるときに、やめてしまったようで。

知りたい人に知りたい情報だけを届ける、メールマガジンと。
写真などを活用し、楽しく見れて、双方向通信のフェイスブック。

どちらにも、長所と短所あるので・・・。

ホームページを含めて、どう棲み分けていけばいいのか。
少し研究してみようと思いました。

その後、「金沢21世紀美術館」を視察。

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残念ながら、降雨と展示の入れ替えのため
「スイミングプール」(地下からプールを見上げることができる作品)は、
見ることができず。

改めて「来よう」と決心しました。

3日目は、石川県加賀市へ。

加賀市では、「予算編成の透明化」について伺いました。

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「予算の見える化」をかなり徹底して行っていて。
まず、10月に行政評価を実施した事業のうち、市民の関心の高い事業について、市民委員による公開外部評価会を実施。

評価結果を踏まえ、事業の見直しを実施。

予算編成については、段階ごと(要求段階・財政担当調整後・市長裁定後)にホームページ上で公表するとともに、市民からの意見募集を行い、予算編成の参考に。

というもので。
「すごい!」の一言。

行政の情報を、どの媒体を使って、どのように進めていくべきか。
先進事例を勉強させて頂いたことで、課題が見えてきたような気がします。

本当に、有意義な視察でした。

福井市・金沢市・加賀市の担当の皆様、
本当にありがとうございました。