「さんさんルーム」は、妊娠中や1歳児未満の子どもがいる母親が対象で。
お母さんが疲れた時や育児がつらい時に、休養や相談ができて、一日ゆっくり過ごせる場所です。
定員は、予約制で、1日7組。
料金は、一日千円。
4か月健診時にアンケートを行った結果、ほしいサービスの1位がデイケアであったことや、乳幼児健診などでも母親問題を抱えているケースが増加傾向にあったこと等から、26年度に始めたサービスで。
利用目的の90%が休養で、70%が相談。
この事業を行うことで、
・母親の日常での姿が見えてくる(躁鬱や夫婦関係など)
・母親としての成長の姿がみられる
などを把握することができるそうで。
課題としては、「予約がとりにくい」「利用年齢が決まっているので、使えなくなった後の不安や、スタッフへの依存を強めてしまうことがある」そうです。
託児室は、母親は立ち入り禁止で。
メイクできる場所も設置しています。
台東区としても、産後ケアは、大変重要な課題で。
大変勉強になりました。
子ども・若者の総合支援センターである「エールぎふ」を視察してきました。
岐阜市は、「社会の希望」「未来をつくる力」となる子ども・若者の悩み・困難の解消を総合的に支援する中核的施設として、平成26年に学校の校舎を活用して「エールぎふ」を開設。
0歳から20歳までの子ども・若者の、あらゆる悩みや不安の相談に対応。
ワンストップで総合的に、発達段階に応じて継続的に支援しているそうです。
1つの施設で、すべてを行っているので。
非常に連携が取れている、とのことでした。
保健サービス課の一部の業務と、子ども家庭支援センター、教育支援館の機能を併せ持った施設、って感じでしょうか。
今回の視察も、丁寧なレクをして頂き、大変勉強になりました。
先進事例を、しっかりと検証し、台東区に活かせていけるよう、更に勉強していこうと思っています。