保健福祉委員会 23年8月

今月も25日に、定例の保健福祉委員会が開催された。

その案件の中に、
平成22年度ごみ収集量・資源回収量の実績値が報告された。

実績値としては
ゴミ収集量は、80854トン(前年比98.7%)
資源回収量は、10825トン(前年比97.5%)
資源回収率は、18.59パーセント(前年比0.05%アップ)
とのこと。

台東区では、みんなでつくる循環型社会の実現を基本理念に
本年3月「一般廃棄物処理基本計画」を作成し、
23年度からの10年間で21年度比 ごみ量 30パーセント削減、
資源回収率8パーセントアップめざしている。

22年度のゴミ収集量・資源回収率は、改善しているが
目標初年度である23年度にむけての暫定目標値には達することができなかった。

21
年度家庭ごみ調査によれば
燃えるごみで17パーセント、燃やさないゴミで約20パーセントの資源ごみが混入している。
まだまだ、改善の余地が多分にある。

区は
15年度より竜泉地区より開始した戸別収集を、さらに拡大。<現在は8000世帯>
(
ゴミ集積場所ではなく、各家庭が自宅の前にゴミを置く。ゴミ・資源に対する責任が高まり、ゴミの減量・資源化の促進につながる)
前回の補正予算で決定された、ゴミ減量・リサイクル啓発冊を来年1月頃、区内全世帯配布。
などの対策を行う予定である。

循環型社会実現のためには、区民の方々の協力が不可欠であり、
ご理解を深めていただくためにも、より一層の積極的な啓発活動を行うべき。

そのためにも、あらゆる機会(町連会議やホームページ・区報など)を利用して
実績値や目標値なども報告するなど、ゴミの減量・資源化の促進を努めてほしいと要望した。

もう1件は、台東病院及び老人保健施設千束の益金について。
これは、
22年度の病院・老健の収支状況として約1億2千万円の益金が出たことに対して、区と指定管理者との協議の結果、全額区に納付することを決定。
その1億2千万円を、今後発生しうる医療機器などの備品の更新に充てるための資金として、基金を創設したい、ということ。

1億2千万円も区に納付してくれるなんて・・・。
そんなに、利益が出ているみたいですが、ちょっと違うんです。
台東病院等には、21年度で5億2千万円。
22年度で2億2400万円の指定管理料が支払われているので、
1億2千万円益金がでたとしても、実質は、1億2千万円強のマイナスで。
予算見込みよりは、大幅に収支が改善したので、区に納付されることに。
と、いう話なのですが。(ちなみに23年度の指定管理料は1億1300万円)

なぜ、その資金を繰越金として来年の指定管理料として使わず、基金にするのかを問うと、
医療機器は、1つで1億円を超える機器もあり、設備に10億以上使っている。医療機器の更新を考慮すると少しでも準備金が必要なので、との答え。

で、あるならば。
いつ、どれだけの医療機器更新のための資金需要が見込まれるかの詳細なスキームをつくり、その資金を、どう計画的に基金に積み増していくか(たとえば、今後の益金の処理や、病院会計の繰越金の扱い。来年度予算での基金への積み増しなど)の検討をすべきであり

さらに、
区立の病院なので、効率重視だけではいけないと思うが。
外来患者の紹介率や高額医療機器の稼働率は、まだまだ改善の余地がある。
地域連携相談室の能力アップを行うことで、地域連携医療充実や
収益アップにもつながる。

普通の病院は、施設維持費も収益の中でやりくりしている。
区立の病院として政策医療の役割を考慮したうえで、
指定管理料なしでも益金が出るよう努力してほしいし、
その益金を基金に充てられるスキームも作っていくべき。

と、要望しました。

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