子育て支援特別委員会 26年12月

第4回定例会中の12月3日、子育て支援特別委員会が開催されました。

ちなみに、この日の案件は、こちら

報告案件の中に「保育料改定の段階的な実施等について」があって。
これは、来年4月から実施される子ども子育て支援新制度に合わせて
平成9年度から改定がなかった保育料が改定になることに伴い
1か月あたりの引き上げ幅が最大で、幼稚園で3600円。
保育園で17200円になってしまうことから。
急激な負担増を軽減するため、段階的、
つまりは、来年度の改定による増額幅を2分の一に調整する、という内容で。

私の発言要旨は。
「今回の軽減措置については評価している。
前回の委員会で、
保育ママや共同型保育、認可に移行しないところは、保育料が現状のままの2万600円。
新制度に移行するところは、保育園と同額。
安くなる人もいるが、ものすごく値上げになってしまう人もいる。
例えば、新制度に移行していた在園者の値上げ幅が74700-20600で54100円。
保育園では17200円が値上げ幅の上限なのに。これは、あまりにも、ではないか。
せめて現在の利用者については、軽減措置を行うべきだと思うが、どうか?
と、いったが。
現在、共同型保育で、新制度で移行する園に在籍せざるを得ない人に限っては、
「個別に算定を行い軽減制度を図る」と書いてある。
その場合でも、1年間の軽減措置しかないのか?」
と、質問。

「制度移行で影響を受ける方が在園している間については、この減額免除を適用していきたいと考えている」との答弁。

「今回、説明会など多く行っているし、
新制度になり、「保育に欠ける」から「保育を必要」に変わる。
国としても待機児童是セロを目指すとしているし、女性の就業支援に力を入れるとしている。
そういう状況下にある今、区民の期待も上がってきているのではないか、と思うが。
来年4月入園の申し込み、始まって1月近くたつが、去年と比べてどうか?」
と、質問。

「速報値でいえば、11月は前年とほぼ同じ数値。
窓口の実動日数が2日少ないので。もう少し増えるかなぁ、と考えている」
との答弁。

「区も、保育施設の増加に力を入れていて。来年度で160人くらいの増。
しかし、入園申込み者は、
その増加を上回るペースになるのでは、と危惧している。
申込みの予測を大きく超えてしまうような場合には、
しっかりと対応とれるようにしてほしい」と要望しました。

実際、新制度がまだ始まっていないので。
「量の見込み」が、どうなのか、わかりませんが。
見込みと実態が大きく乖離してしまった場合は、
早急に、見直しが必要かなぁと。

 

報告案件の中に「台東区次世代育成支援地域行動計画(後期計画)の進捗状況について」があって。
これは、来年度に向けて、次世代育成計画を作成するにあたり
今年度までの5か年間の後期計画の進捗状況についての報告で。
計画事業数210を
それぞれ
☆・・・計画を超えて進捗(目標達成)
〇・・・ほぼ計画通り進捗(目標達成)
◆・・・計画完了(目標達成)
△・・・事業に遅れが生じている(目標未達成)
●・・・事業内容を見直した(目標未達成)の5つで評価。
目標達成見込み、91.4%でした、という内容で。

私の発言要旨は

「計画事業の推移をみていくと
乳幼児栄養相談が100人から250人。
要保護児童の相談が、530件から2900件。
子育て総合相談に至っては、2650件から8000件と。
相談事業が、際立って増えている。これは、なぜなのか?
相談が必要なことが増えているのか、または、相談しやすい環境を作ったのか?
また、これらの結果を受けて、次期計画にどう反映しているのか?」
と、質問。

「乳幼児栄養相談については、母子手帳交付時に周知に努めた結果。
要保護児童の相談については、22年に小1男子の虐待による死亡事例があり、
それを契機にこども家庭支援センターなどが、心配なお子さんに直接会うことなどを徹底。
連絡も多数入るようになった。
新たな計画においても。一層の体制強化に取り組むなど、
しっかりと反映していきたい。」
との答弁。

「まさに、今回の進捗状況は、次期計画を作成するうえで、大事な資料。
しっかり活かしているということで、よかった。
しかし、進捗管理の中で、評価に疑問なものもある。
たとえば、にぎやか家庭応援プラン。
21年度より26年度見込み数が、減っているけど、ほぼ目標達成の評価。
なぜか?」と、質問。

「対象となる母数の減が理由です。」との答弁。

「で、あるならば。人数ではなく、該当世帯の数によって判断されるべきで。
目標設定は、率でやるべき。
他にも、交通バリアフリー。
21年度が54.25%で、26年度が17.5%。
経路が増え、新たに母数を設定しているので、26年度数値が落ちていても仕方ない。
確かに推進はしているが、現状で見るなら目標値に遠く届かないのに、ほぼ達成評価。
そのほかにも、本当に「ほぼ達成」で良いのかというものが複数ある。
そもそも、計画目標が、回数が適正か、人数なのか、または、母数の変化もあるので、率が良いのか。
次回の計画では、しっかりと検討すべき。
更に、進捗状況も、どこまで達成したら「ほぼ達成」なのか、その辺の定義もあいまい。
基準を作るべきではないか。
その辺どう考えるか?」と、質問。

「進捗管理をする上でも、どういう目標設定が良いのかは重要だが、なかなか難しい。
そういうことも踏まえ、新たな計画策定の中では、
進捗管理も見据えながら、目標設定をきちんと検討していく」
との答弁。

計画事業で目標設定のあり方は、大変難しい、とは私も思います。
でも、改善できるものは、改善すべきで。
さらに。
進捗状況で、目標達成が90%を超えるということも大事ですが。
目標達成できなかったもの、
どこに課題点があったのか、など。
そういったことを次期計画に活かしていくことも、大変重要だと思うので。
その辺のことも、しっかりやっていただきたい、と要望しました。

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