前回の静岡視察も震災対策だったのですが。
8月21日の午前中も、震災対策で、同期など融資の議員5名で、池袋防災館に視察に伺いました。
都内には、池袋・本所・立川の3つの防災館があって。本所の暴風雨体験コーナーのように、本所にしかないコーナーもあり。
今回の視察の目的であるDIGは、池袋防災館でしか体験できません。
池袋には、24年にリニューアルされた地震コーナー(東日本大震災や長周期地震動など5種類の地震が体験できる)や
救急コーナー。
煙コーナー、消火コーナーなど、様々な訓練ができる施設となっています。
施設を視察した後、図上訓練コーナーで、DIG体験。
DIGとは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字をとった略称で。
地図を用いて地域で大きな災害が発生する事態を想定し、地図と地図の上にかける透明シート、ペンを用いて、危険が予測される地帯または事態をシートの上に書き込んでいく訓練で。
本来は、自分の住んでいる地域の地図を使って行うのですが。
今回のメンバーは、居住地域がバラバラだったこともあり。
区役所近辺の地図で行うことに。
幹線道路や、消防車が通れそうにない道に、ペンで色分けをし。
災害時に危険な場所や、役に立つ場所、避難所や消火器などにシールを貼っていったのですが。
なかなか、難しくて・・・。
本来は、地図のマーキングが済んだところで、「危険な所・弱い面」「安全な所・強い面」などを発表しあい、課題などを共有します。
さらに、震災発生によって起こりうる事態を想定しながら、避難所までのルートを模索したりもします。
静岡で、HUGを。池袋で、DIGを経験してきましたが。
普段、なんとなくは想定はしていても。
こういったシュミレーションをやってみると、なかなか難しくて。
1回ずつしかやってませんが。
それでも、多くのことに気づき、課題整理ができました。
こういった訓練を、一人でも多くの方にやってほしいなぁ、と。
防災訓練のツールの1つになるよう、もっと勉強しよっと。